感想レビュー映画「生きてこそ」昔も見たけど久しぶりに見ました・。
1972年に起こった飛行機墜落事故の事実を元にした映画。
10数年前にツタヤで借りて見た記憶があります・。
「生きてこそ」ストーリーはおぼろげながら覚えてる部分もあるので再度見るのはどうかと思ったのですが、良さそうな映画がAmazonプライムで見つからないので久しぶりにプライムで無料だったので見てみました・。
昔見た時もすごく良かったのは覚えてるのですが、再度見ても良かったですね・。
まるで人生のように感じます・。
何度も困難が襲ってきます・。
春が来てるかどうか解らない時期に下山を決意するが山の頂上で眺めを見てダメだと絶望する人、神が導いてると語る人・。
飛行機の残骸の仲間の所に戻る人、前に進む二人・。
戻っても死ぬだけなら前に進んで死のうって人に運命はほほ笑んだのか・・。
先行きがどうなるか解らないところがまるで人生ゲームみたいです・・。
誰しも安全に生涯過ごしたいですが、私のように生活ジリ貧っていう状況と映画の残骸の中の人とが何かシンクロする気がします・。
人間守りに入る時と動かないといけない時があるのでしょうか・・?
春が来るより早すぎる時期に動けば凍死してしまいますので、人生も動くタイミングの見極めで結果が大きく変わるのかもしれません・。
春が来てるかハッキリ解らない早い時期に動いたのが興味深いです・。
人生でもダメな時期に挽回しようと流れに逆らい、動くと大体悪い方向へ流されてしまいます・。
追い風が来てる時にすっと流れに乗るとふわ~っと良い方向へ運んでくれるようなイメージを信じたい・・・。
映画でも辛抱強く時期を待ってますね・・・。
この映画を見ると、何か自分の未来にも何か分かれ目があって、どちらを選ぶかで人生の終末に影響を及ぼすような気分にさせてくれます・。
人生って目隠しして山道を歩くように怖いもんですよね・。
どの方角へ進めば里に出れるかなんて全く解らない・・。
その場所にとどまると将来あまりよくないような気分になるこの映画、何か考えさせられますな~・・・。
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生還が16人で進んだ人二人で実際に前に進もうって言った人は一人なので少ない気もしますが、こんなもんなのでしょうか・。
一人はリスクテイカーってことなんでしょうか・?
農耕民族の日本人に比べて欧米人はリスクテイカーの脳の人が多いらしいですが、失敗する人も多いでしょうね・。
リスクを顧みずに行動する。ガンガン橋を渡ってしまう。このタイプは日本にはあんまりいなくて、日本人の3%ぐらいしかいない。
でも、アメリカだと30%もいて、イタリア・スペインといった南ヨーロッパと、南米に多いタイプです。
日本人はそれだけ用心深いってことなんでしょうね・。
松下幸之助さんは成功するかどうかは90%が運って言ってますから成功者は皆さんほとんど運ですね・。
中には努力とか生まれてきた能力も考えずに天狗になって語られる成功者もいるけど100%運やから・・。
努力出来ることが才能ですね・。
本当の成功者は導かれたように好きなことをやってるだけじゃないのか・・?
イチローは野球が好きでやってるだけで努力なんて本人思ってないはず・・。
でも松下さんの下の言葉は気になる・・。
最近の日本の経営者はカスが多いような気がするけど・・?
ほとんどは運命によって定められているけれど、肝心なところは、人間にまかせられているのかもしれん。
たとえば船があって、自分が大きい船か、それとも小さい船か、それはそれぞれの人にとってひとつの運命かもしれんが、肝心の舵のところは人間にまかせられておると。無事その船が大海を渡り、目指す港に着くことが出来るかどうか。残りの10パーセントがその舵の部分であるということやな。
鷹がスズメになろうとしても、スズメが鷹になろうとしても、それは運命であって、変えることはできんな。そこは見極めんといかん。けど、鷹は鷹なりに、スズメはスズメなりに一生懸命に生きる、懸命に努力はせんといかん。そこに、それぞれが成功する道も開けてくる。運命と努力という、船と舵の関係やな。
すずめの生き方か・・。
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